起業の理由あれこれ

株式会社fuzzの對馬です。実際に起業してみて疑問に感じたことをとりとめなく書いていきます。

1.将来の夢は起業

インターネットの普及に伴い、少ない元手で大きなビジネスができるようなり、「将来の夢は起業することです!」と言う若い人が増えてきました。頼もしいことではありますが、この一言を聞く度に、「将来の夢は東大に入ることです!」と言っている小学生が頭に浮かんで、つい苦笑してしまいます。本来、起業や大学入学は何か別の目的を達成するための手段であるはずなのに、起業自体が目的化してしまっているからです。これでは起業後の拠り所がなく、別の目的のための手段として起業している人には到底かないません。

2.目的はイグジット

スタートアップは出口戦略が重要とよく言われます。出口戦略とは、数年でIPOまたはM&Aによるイグジットすることを指すようです。起業が目的ではなく手段になっている点ではましですが、その目的が非常に俗物的なために、長年に渡って広く世間に受け入れられるような事業には育ちにくそうです。シリコンバレーでは常識になっているようですが、このようなスタートアップでは顧客が消費者ではなくVCになってしまっているため、いずれ見直されるでしょう。

3.ソーシャルゲームNo.1を目指す

ソーシャルゲームバブルの中、ソーシャルゲームNo.1を目指すスタートアップがたくさん誕生しました。イグジットのみを目指すよりは健全ですが、ヘンリーフォードの言葉「顧客の希望を聞いたら『もっと速い馬が欲しい』と言うだろう」が思い起こされます。ソーシャルゲームのような一過性のものを会社のビジョンに据えて起業すると、数年後ブームが去ったときに苦しむことになるでしょう。「ソーシャルゲームNo.1を目指す」と言っている人も、実際には「エンターテイメントコンテンツで世界中の人を笑顔にしたい」とか「家族や友達との絆が深まるゲームを作りたい」とか、胸の内にはもっと大きな目標があるにも関わらず、それに気付いていないか、現実的な落としどころで満足しているだけのように見えます。

4.fuzz誕生の理由

始まりは、数年前に「世界中の人がインターネットで繋がれば、より良い世界になるのではないか。」とひらめいたことです。ネット犯罪の増加はどう説明するのかと反論がありそうですが、そういった負の面も含めて、良いことも悪いこともすぐに表面化するのが良いと思っています。fuzzの企業理念にも書きましたが、インターネットの普及によって原因と結果の連鎖が加速すると、良いことをすればすぐに良い結果が得られ、悪いことをすればすぐに悪い結果が得られるようになります。この考えに基づき、自分のスキル、経験、仲間、環境、タイミング等いろいろな要素が絡み合った結果、fuzzが誕生しました。

おしまい

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